育毛剤のメカニズム
今日は育毛剤のメカニズムについてお話したいと思います。
まず、一般的に男性に一番多い薄毛の原因は主に男性ホルモンの働きが関係しています。 髭やすね毛等の全身の体毛は全て男性ホルモンによって生えてきます。 一方で、髪の毛をつかさどっているのは女性ホルモンです。 そこで、男性ホルモンが多すぎることで女性ホルモンとのバランスが不調を起こしがちになり薄毛の問題にもかかわってくるわけです。
しかし、一般に育毛剤といいましてももともと髪のないところから髪が生えてくるのではなく、もともとある毛根の血流を活性化させ、栄養を与え、抜けにくくし、細く傷んだ髪を太く強くするのがその定義であることが多いようです。 成分としましてはアルコール水溶液に各種の薬効成分を配合した外用剤だということです。薬効成分は商品により様々です。
主に薬効成分は血行促進、皮脂量の抑制、細胞(毛母)の活性化、男性ホルモン分泌の抑制の4つにわけられます。 色々な商品がでまわっていますがこれらの薬効成分についてはひとつだけ入っていたり、4つの中のいくつもの成分が入っていたりと様々です。
しかし、育毛剤の目的は頭皮やホルモンのバランスなどなど、髪の生える環境を整え、今ある髪が強くなるのをサポートするということがいえると思います。
育毛剤の種類
育毛剤には色々な種類がありどれを選べばいいか迷ってしまうなんて方も多いのではないでしょうか。
しかし、育毛剤の種類としてはその作用で分類すると大きく4つに分類することができます。
まず1つめが、男性ホルモンを抑制するタイプの育毛剤です。そして、このタイプの代表がフィナステリド(プロペシア)であり、男性型脱毛症(AGA)治療を行っている医療機関で広く用いられているということです。ただ、医療用医薬品のため、服用には医師の診断と処方箋が必要となります。
そして2つめが、頭皮の血液循環を改善するタイプです。
このタイプの代表はミノキシジルです。
もともとは血圧降下剤でしたが、副作用として発毛が認められたことにより、発毛剤として商品化されたそうです。
3つめは、毛母細胞を活性化するタイプです。
毛根に直接働きかけるタイプですが商品によって成分は本当に様々なようです。
そして4つめ、これは傷んだ頭皮を改善するタイプです。
育毛にはまず髪の生える環境である頭皮を整えることを念頭においてつくられたものです。
主に低刺激の成分を配合したものが多いようです。
人によって髪の毛に与えるニーズも様々ですから、自らの状態をよく見極めてニーズにあったタイプを使用していくことが重要だとおもわれます。
場合によっては、男性型脱毛症がひどい場合は、AGAの治療を受けるか、自毛植毛などの植毛による手術も効果的です。ただし、病院やクリニックの場合は、育毛剤と比べて値段が高くなるというデメリットもあります。
育毛剤の使い方
現在市販されている育毛剤のほとんどのタイプは頭皮に直接塗る塗布タイプのものです。ここでは塗布タイプの育毛剤の正しい使用方法について順を追って説明していきます。
Step1. 入浴30分前に育毛剤を塗布。適量を頭皮に塗布して軽くマッサージしていきます。白髪染めなど頭皮を傷めるものを使った後も、こういったマッサージは頭皮ケアとして重要と見なされています。
Step2. ナイロンキャップや蒸したタオルで頭を包みながら、3分以上充分に温めます。これが有効成分の浸透を助ける働きをします。
Step3. シャンプーをします。洗い残しがないようにしっかりすすぎをしてください。 すすぎが不十分だと頭皮トラブルの原因になり脱毛の原因にもなりかねません。 ただし、爪はたてないようにすすぐのがコツです。
Step4. 再度、育毛剤を塗布します。同じく適量を塗布しますが、髪の毛ではなく、頭皮に直接すりこむように指のはらでマッサージすることを心がけます。マッサージにより、育毛剤の毛根への浸透と、頭皮の血行促進が期待できます。これで完了です。 育毛剤を塗布するときは頭皮にまんべんなくいきわたるように注意しましょう。基本的には塗布は朝と晩の1日2回です。使い過ぎは逆に頭皮を痛めてしまうそうです。夜はお風呂に入り、リラックスしたあとの就寝前が効果的だということです。